横向きに寝ても肩こりにならないための枕の条件

一般的には、横向きに寝ると、睡眠中が原因で肩こりになり易いと言われています。ここでは、その原因について考えてみます。また、睡眠中が原因で肩こりになり易いか否かは、どんな枕を使用しているかが重要です。そこで、横向きに寝ても肩こりにならない枕についても説明いたします。

横向きになると肩こりが起きやすい原因について

枕がなかったと仮定して、横向きに寝ると、頭が下側に大きく傾きます。そうすると、肩や首に負担がかかります。特に、睡眠中などは、長時間同じ状態が持続しますので、横向に寝て、肩や首が不自然な状態が長時間続くと、肩こりの原因となります。

仮に枕をしていたとしても、横向きに寝ると、頭が中釣りの状態になります。この場合でも、高さが適切でないと、肩や首に余分な負担をかけ、肩や首の筋肉の持続的な緊張を引き起こし、肩こりの原因となります。

さらに、横向きに寝た場合、一方の肩に上半身の重力が集中します。この場合、四十肩などの持病がある方は、この重力集中のために、症状がさらに悪化する場合があります。

横向きに寝ても肩こりにならない枕の条件とは

さて、横向きに寝ても肩こりにならないようにするためには、睡眠中、横向きの状態で、背骨のラインと顔面の中心のラインが一直線になればよいと言われています。つまり、横向きに寝ても肩こりにならない枕の条件とは、そのような高さの枕ということになります。

もちろん、枕の硬さや素材も重要な要素ではありますが、一番大切なのは、横向きの状態で、背骨のラインと顔面のラインを一直線にする高さの枕が、横向きに寝た場合に肩こりにならない枕の条件として、一番重要です。

なお、市販の枕にこの条件をピッタリ満たす高さの枕がない場合もあります。そのような場合には、その条件に一番近い枕を購入し、それに布やスポンジなどを詰め込んで調整し、適切な高さにするという方法が考えられます。

横向きに寝た場合に、背骨ラインと顔面ラインが一直線になる高さは、個々人によって全くバラバラで、市販の枕で自分にピッタリ合った製品を探すのは結構難しいかもしれません。その場合には、上記の方法で、調整します。

自然に寝返りできる枕を選びましょう

寝返りとは、寝たまま体の位置を変えることをいいます。1回の睡眠中、人は20回から30回の寝返りを打つと言われています。この寝返りは、肩の血行を良くし、睡眠が原因の肩こりの防止に重要な役目を果たします。以下では、この寝返りのしやすい枕について考えていきます。

寝返りとは何か

寝返りとは、寝ている間に体の向きを変えることをいいます。仰向けとうつ伏せの間の寝返りもありますが、左右の横向きの間の寝返りもあります。寝返りは、起きている間に生じた体の歪みを修正するなどの働きがあります。

何故寝返りは重要か

寝返りを打たないと、就寝中に同じ姿勢が長時間持続することになります。すると、肩や首などの筋肉が緊張し、血液循環が悪くなります。これは肩こりの原因となります。寝返りを打つことで、就寝中に姿勢を変えることにより、血液循環が悪くなることを防ぎます。

また、寝返りは、寝ながら無意識のうちに、ゴロンゴロンと身体を動かし、整体運動をしているのと同様の効果を生みます。これは、起きている間に生じた様々な体の歪みを寝ている間に修正する役目を果たします。

寝返りしやすい枕はどんな枕か?

ところで、使用する枕によって、寝返りがし易かったり、そうでなかったりします。では、寝返りをしやすい枕とはどういう枕なのでしょうか?寝返りしやすい枕の特徴として次のようなものが考えられます。

  • 高さが適切であること
  • 十分な横幅があること
  • 硬さが適切であること

ことです。

枕の高さが適切であること

まず、寝返りをしやすい枕の条件として、枕の高さが適切であることが挙げられます。枕の適切な高さは、日本人の平均で、男性が4㎝、女性が3㎝と言われています。もちろん、個1人個人で最適の枕の高さは異なると思います。

とにかく、枕の高さが高すぎたり低すぎたりすると、睡眠中の頭の回転がスムーズに行われませんから、寝返りが阻害されます。反対に、適切な高さの枕だと、それがスムーズに行われるので、寝返りが促進されます。

十分な横幅があること

次に、寝返りをしやすい枕の条件として、十分な横幅があることが挙げられます。左右の横向き通しの寝返りの場合、枕に横幅がないと、寝返りの際に、頭が枕から外れたりします。そうすると、その衝撃で目覚めたりして、寝返りができません。ですから、寝返りをしやすい枕は、十分な横幅が無くてはなりません。

硬さが適切であること

最後に、寝返りをしやすい枕の条件として、硬さが適切であることが挙げられます。枕が柔らかすぎると、睡眠中に頭が沈み込んでしまい、頭の回転が阻害されます。反対に、硬すぎる枕は、安眠ができません。どちらも、寝返りにはマイナスに作用します。ですから、寝返りをしやすい枕は、硬さが適切である必要があります。

記事10.  横向きに寝ても肩こりにならないための枕の条件

一般的には、横向きに寝ると、睡眠中が原因で肩こりになり易いと言われています。ここでは、その原因について考えてみます。また、睡眠中が原因で肩こりになり易いか否かは、どんな枕を使用しているかが重要です。そこで、横向きに寝ても肩こりにならない枕についても説明いたします。

横向きになると肩こりが起きやすい原因について

枕がなかったと仮定して、横向きに寝ると、頭が下側に大きく傾きます。そうすると、肩や首に負担がかかります。特に、睡眠中などは、長時間同じ状態が持続しますので、横向に寝て、肩や首が不自然な状態が長時間続くと、肩こりの原因となります。

仮に枕をしていたとしても、横向きに寝ると、頭が中釣りの状態になります。この場合でも、高さが適切でないと、肩や首に余分な負担をかけ、肩や首の筋肉の持続的な緊張を引き起こし、肩こりの原因となります。

さらに、横向きに寝た場合、一方の肩に上半身の重力が集中します。この場合、四十肩などの持病がある方は、この重力集中のために、症状がさらに悪化する場合があります。

横向きに寝ても肩こりにならない枕の条件とは

さて、横向きに寝ても肩こりにならないようにするためには、睡眠中、横向きの状態で、背骨のラインと顔面の中心のラインが一直線になればよいと言われています。つまり、横向きに寝ても肩こりにならない枕の条件とは、そのような高さの枕ということになります。

もちろん、枕の硬さや素材も重要な要素ではありますが、一番大切なのは、横向きの状態で、背骨のラインと顔面のラインを一直線にする高さの枕が、横向きに寝た場合に肩こりにならない枕の条件として、一番重要です。

なお、市販の枕にこの条件をピッタリ満たす高さの枕がない場合もあります。そのような場合には、その条件に一番近い枕を購入し、それに布やスポンジなどを詰め込んで調整し、適切な高さにするという方法が考えられます。

横向きに寝た場合に、背骨ラインと顔面ラインが一直線になる高さは、個々人によって全くバラバラで、市販の枕で自分にピッタリ合った製品を探すのは結構難しいかもしれません。その場合には、上記の方法で、調整します。

枕の硬さも重要!しっかり首を支える枕で肩こりが楽になる

睡眠時も、直立時と同じ背骨のS字カーブを維持することが、睡眠が原因の肩こりを防止する上で非常に重要です。直立時の頭の角度と睡眠時の頭の角度を同じくすると言ってもいいでしょう。そのためには、枕の高さだけでなく、硬さも重要な要素となります。以下では、この枕の硬さについて説明して行きます。

枕の硬さが重要になる理由

枕の硬さは柔らかすぎず、硬すぎず、適切な硬さである必要があります。枕の硬さが適切でないと、睡眠中に頭や首の体圧の分散がうまくいかず、睡眠中に頭や首に大きな負担がかかることになります。このことは、肩こりの大きな原因となります。

人体は、背骨の始まりである頸椎から背骨の中ほどにかけて緩やかなカーブを描いています。睡眠中もこの緩やかなカーブを維持し続けることが、良い睡眠姿勢を保ち、肩こりの防止に重要な役割を果たします。

枕の硬度が適切であれば、頭や首の体圧分散が適切に行われ、睡眠中に、この背骨の緩やかなカーブは維持されます。反対に、柔らかすぎたり、硬すぎたりする場合には、このカーブは乱れ、睡眠中、頭から肩にかけて大きなストレスをかけることになります。

首をしっかり支えることも重要

また、枕の機能としては、睡眠中しっかり首を支えることもあげられます。枕の硬さが適切だと、しっかり首を支えることができます。柔らかすぎたり、硬すぎたりする枕では、睡眠中首が安定しません。首が安定しないと、睡眠中、肩や首の筋肉にストレスをかけます。そして、睡眠中のストレスは肩こりの大きな原因となります。

また、首が安定しないと、首や肩の筋肉が緊張し、血流を阻害します。血流の阻害は肩こりの重要な原因となります。枕の硬さが適切で、首がしっかり支えられると、首や肩の筋肉が弛緩し、血行が良くなります。そうすると、肩こりは容易には起きなくなります。

枕の柔らかさにも注目

枕には、柔らかさも求められます。枕が適度な柔らかさを保ってないと、頭にストレスを与えます。頭のストレスは、安眠を妨げます。枕が硬すぎて、頭に圧力がかかるようだと、ますますこの傾向が強くなります。

反対に柔らかすぎると、頭が圧迫されることはないのですが、今度は、睡眠中に背骨の緩やかなカーブを維持できなくなり、今度は。肩や首に大きなストレスがかかります。

頭にストレスがかかり睡眠が妨げられた場合、ストレス性の肩こりが起こり易くなりますし、肩や首にストレスがかかった場合にも、血行の阻害や筋肉の緊張状態の持続による肩こりが発生します。このように、枕の柔らかさについても、十分に注意する必要があります。

枕の高さは合ってますか?肩こりにならない枕とは

睡眠時に良い姿勢を保つことは、睡眠による肩こりの防止にとって非常に重要です。そして、睡眠時に良い姿勢を保つためには、使用する人にぴったり合った高さの枕を選ぶことが非常に重要です。以下では、睡眠時に良い姿勢を保ち、肩こりにならない枕の高さについて説明していきます。

理想的な高さの目安とは

まず、肩こりにならない枕の条件としては、使用する人にぴったり適合した高さの枕である、ということがあげられます。そして、その高さの目安とは、「直立時の頭の角度と寝たときの頭の角度が同じになる高さ」であると言われています。

統計的には、日本人に最も適した枕の高さは男性が4㎝、女性が3㎝と言われています。しかし、統計的なデータと、現実に枕を使用する人の条件箱となります。ですから、上記の目安を基準として、適合する高さの枕を選択する必要があります。

理想的な枕の高さを見つける方法について

ところで、理想的な高さの枕を見つける方法には、どのような方法があるのでしょうか?それには、例えば、朝起きた時の枕の状態を確認する方法があります。朝起きた時の枕が頭の真下にあれば、その枕の高さは適切なものであるということができます。

一方、朝起きた時に、枕の状態が、頭から外れていたり、頭の真下からずれてたりしていれば、その枕の高さは適切ではないということができます。もちろん、1日だけの判断では偶然ということもありますから、ある程度の期間継続して朝起きた時の状態を確認しなければなりません。

しかし、この方法は、枕の高さが適切であるかどうかを調べる最も簡単な方法であるということができます。その他にも、朝起きた時に、ぐっすり寝れたかどうか、肩の張りなどが発生してないかなどを確認することにより、適切な高さの枕かどうかを調べる方法もあります。

枕の高さが合ってない場合に出る症状について

枕の高さがあっていないと、朝起きた時に様々な症状が発生します。例えば、枕の高さがが高すぎる場合には、朝起きた時に、首の張りや肩こり、頭痛などの症状が現れます。一方、枕の高さが低すぎる場合には、顔のむくみや寝つきの悪さが現れます。

なお、枕が高すぎる場合に発生する症状が出た場合は、友人により低い枕を借りたり、タオルでより低い枕を作成したりします。一方、枕が低すぎる場合に発生する症状が出た場合には、枕の下にタオルを入れてかさ上げする等します。このように微調整を繰り返し、最終的に使用する方にとって最適な枕の高さを調べて行きます。

とにかく、枕の高さが適切であるかどうかは、睡眠中に良い姿勢を保ち、肩こりを防止できるかどうかに大きくかかわってきますので、最適な枕の高さを調べることは、非常に重要な作業といえます。

肩こりを解消する枕の条件

睡眠時の姿勢は肩こりの重要な原因の一つです。よって、睡眠によい姿勢をできれば、肩こりの解消に大きく役立ちます。睡眠時に良い姿勢を保つには、良い枕を選ぶことが非常に重要です。そこで、以下では、肩こり解消に役に立つ良い枕の条件について考えてみます。

高さが適切である枕

枕の高さが適切でないと、睡眠中に頭から枕がズレたり、外れたりします。睡眠中に枕がズレたり外れたりすると、睡眠中の姿勢が崩れて、睡眠中に良い姿勢を保つことができません。

そうすると、肩の筋肉の血行が悪くなり、また、肩の筋肉に余計なストレスを与えます。このことは、睡眠中の肩こりの原因となります。逆に、枕の高さが適切だと、良い睡眠姿勢を保てますから、肩の筋肉の血行が阻害されることも無く、ストレスもたまりません。ですから、高さが適切である枕は肩こり解消に役立ちます。

枕の高さが適切かどうかを判断する方法

枕の高さが適切であるかどうかは、朝起きた時の枕の状態によって判断できます。朝起きた時に、枕が頭の真下にあれば、その枕の高さは適切だと言えます。反対に、朝起きた時に、枕が外れていたり、頭の真下からズレたりしていれば。枕の高さが適切ではないといえます。

寝返りをうちやすい枕

睡眠中に適切に寝返りを打つことは、肩の筋肉の血行の滞留を防ぎ、肩こりの解消に重要な役割を果たします。睡眠中に、寝返りを適切に打つためには、適当な反発力とある程度の横幅が必要です。

また、仰向けとうつ伏せの間の寝返りだけでなく、左右の横向きの状態の間での寝返りについても考えなくてはなりません。ですから、寝返りのうち易い枕とは、横向きの状態でも安定した睡眠姿勢を確保できる枕であると、言うこともできます。枕に充分な横幅があることも重要です。

良質な素材を使用している枕

良い睡眠姿勢を保つには、枕が硬すぎず柔らかすぎす、適切な硬さを維持している必要があります。そのためには、枕の素材は良質なものである必要があります。枕の素材には、パイプ材、羽根、エステル、そば殻、低反発ウレタン材、など様々あります。

各素材については、それぞれ特徴があり、また、価格についても様々です。その中から、良質で一番自分にフィットした枕を選ぶ必要があります。価格の安い素材でも、高さと硬度が適切なものを選べば、十分に良い素材であると言うことができます。

睡眠時に肩こりになる原因

睡眠時の状態が原因で肩こりになることがあります。寝る前は何ともなかったが、朝起きたら、肩が異様に凝っていた、ということがあれば、それは睡眠の状態が原因で、肩こりが発生したことを意味します。以下では、このように、睡眠時に肩こりになってしまう原因について考えてみます。

睡眠時に適切な寝返りが打てないこと

睡眠に肩こりになってしまう原因としてまず考えられるのは、睡眠時に、適切な寝返りをうてないことが考えられます。適切な寝返りが打てないと、肩や首の血行が滞留し易く、肩こりの原因となります。

例えば、柔らかすぎで腰まで沈み込んでしまう敷物で寝た場合、寝返りが打ちづらく朝まで同じ睡眠姿勢で過ごすことになります。そうすると、肩の血液の滞留が起こり、肩こりが発生し易くなります。

枕の高さが適切でないこと

枕の高さが適切でないことも、睡眠時に肩こりになる原因として考えられます。枕の高さが適切でないと、睡眠中に枕が頭から外れていたり、ずれたりします。すると、睡眠時の姿勢が崩れてきます。

睡眠時の姿勢が崩れると、肩の血行を阻害したり、肩の筋肉に余分な負荷を与えたりして、肩に余計なストレスを与え、肩こりを引き起こします。枕が適切かどうかは、朝起きた時に、枕がきちんと頭の下にあるかどうか、それとも、ズレたりしているかを調べることで確認することができます。

子供や夫、ペットなどと添い寝をすること

子供や夫、ペットなどと添い寝をする方もいらっしゃるかもしれません。これも、睡眠時に肩こりになる原因となります。添い寝をすると、相手方を気にして、寝返りをうたなかったり、睡眠時に体が緊張した状態を維持します。

このことは、肩の筋肉の血行を阻害し、肩こりの原因となります。可愛いペットなどとの添い寝は、非常に幸福を感じるものではありますが、肩こりの予防という観点からいうと、決して推奨できる行為とは言えません。

また、子供との添い寝の場合、子供に布団を取られて寒さで目が覚めたという話もよく聞きます。寒さで目が覚めるというのは、良質な睡眠を維持していたとは到底言えない状態であり、睡眠中にストレスを抱えていることを意味しますので、これも、肩こりの原因にもなります。

肩こりを解消する5つの方法

肩こりを解消する方法としては、例えば、次の5つ方法があります。
それは、

  • 血行を良くする
  • 肩こりに良い食品を摂取する
  • 良い姿勢を保つ
  • 肩の筋肉を鍛える
  • 十分な睡眠をとる

であります。以下では、この5つの方法について、説明をしてまいります。

血行を良くする

肩こりを解消する方法の第1は、血行を良くする方法であります。肩こりは、血行の循環が滞ることにより、肩や首の筋肉に酸素やビタミンの栄養素が不足する一方、滞留した老廃物が変化した乳酸などの疲労物質の蓄積により発生します。

筋肉内の栄養素の不足や乳酸などの蓄積は、肩の筋肉内の血行を良くすることで改善します。ですから、肩こりを解消する方法として、まず、血行を良くすることが考えられます。具体的な方法としては、肩のストレッチや入浴、マッサージなどが挙げられます。

肩こりに良い食品を摂取する

肩こりを解消する方法の第2は、肩こりによい食品を摂取する方法であります。肩こりの原因の一つに、肩や首の筋肉に疲労物質である乳酸が蓄積することがあります。この乳酸の蓄積は、クエン酸を摂取することである程度防ぐことができます。

クエン酸を多く含む食べ物として、ミカンやレモン、グレープふりーつなどの柑橘系果物、モモ、洋ナシ、梅、酢などがあげられます。もちろん、大量に摂取すればよいというわけではありませんが、肩こりが発生した場合、適宜にこれらの食品を摂取することは、肩こりの解消に役立ちます。

良い姿勢を保つ

肩こりを解消する方法の第3は、良い姿勢を保つことです。姿勢が悪いと、肩の血行が悪くなります。血行が悪いと、肩に疲労物質が蓄積し、これが肩こりの原因となります。ですから、良い姿勢を保つと、肩の血行が悪くなるのを防止できますので、肩こりの解消に役立ちます。

猫背などはできるだけ矯正するようにします。パソコン操作などで机に座る場合にも、椅子に深く腰掛け、キーボードやマウスを体の近くに置き、脇をしめてキーボードを操作することで、良い姿勢を保つことができます。

肩の筋肉を鍛える

肩こりを解消する方法の第4は、肩の筋肉を鍛えることです。肩の筋肉を鍛えると、肩の筋肉がより多くの負荷に耐えることができるようになります。肩の筋肉が鍛えられていないと、肩こりが発生し易くなります。

重い肩こりの場合には、その症状のある間に肩を鍛えることは難しいこととでしょうが、軽い肩こりであれば、軽い肩の運動を継続して行うことで、肩こりが解消する場合もあります。肩の筋肉を鍛えることは、肩こりの予防方法といった方が適切かもしれませんが、これも肩こりの解消方法の一つとして挙げられます。

十分な睡眠をとる

肩こりを解消する方法の第5は、十分な睡眠をとるということです。ストレスが原因で肩こりが起こるということもよくあります。ストレスを予防するには、規則正しい生活(生活習慣の改善)が必要ですが、その中でも、十分な睡眠をとることが非常に重要です。

睡眠不足がストレスの蓄積の最大の原因となります。普段から十分な睡眠をとり、ストレスの蓄積を防止していれば、自然と肩こりが起こりにくくなります。また、ストレスが原因の肩こりの場合には、十分な睡眠でストレスを解消すれば、肩こりの症状も良くなるはずです。

肩こりが続く場合には病気が潜んでいる可能性も

一般的な肩こりは、血液循環の悪化による疲労物質の蓄積なので、しばらく静養を続けていれば比較的簡単に治ります。しかし、肩こりが長期間続く場合には、別の原因である場合もあり、注意が必要です。以下では、長期間続く肩こりについて考えてみます。

変形性頸椎症が原因の肩こりについて

変形性頸椎症に罹ると、肩が凝ります。変形性頸椎症とは、頸椎(背骨の内、首の部分)は、7つの骨により構成されていますが、その骨自体や、その関節部分が、加齢や過労により、傷や変形が生じると、

  • 肩こり
  • 首こり
  • 腕の痛みやだるさ

などの症状が出ます。

肩こりの原因が、変形性頸椎症である場合には、肩こりに対する一般的な治療である湿布やクエン酸の服用などを行っても、全く効果がありません。その場合にこれらの治療を施しても、全く無駄になります。

変形性頸椎症の場合には、主な症状の発生部位が首であることや、電気が走るような痛みがあるなどの症状も出ます。肩こりの他に、このような症状がある場合には、変形性頸椎症を疑ってみる必要があります。

椎間板ヘルニアが原因の肩こりについて

ヘルニアとは、体内の臓器などが本来あるべき場所から脱出した状態のことをいいます。頸椎推間板ヘルニアとは、頸椎の骨と骨の間にある椎間板が、本来あるべき骨と骨の間から脱出し、脊椎の中を走る神経に触れ、痛みやしびれを起こす病気のことをいいます。

頸椎推間板ヘルニアの場合も、肩こりを伴います。ですから、この場合も、肩こりを、湿布やクエン酸の服用により治療しようとしても、全く効果は上がりません。頸椎椎間板ヘルニアによる肩こりの場合、腕や指のしびれを伴う場合が多いですから、その場合には、頸椎椎間板ヘルニアを疑わなくてはなりません。

四十肩が原因の肩こりについて

四十肩とは、正式には「肩関節周囲炎」といいます。肩関節とは、肩甲骨と上腕骨の間の部位のことをいいます。この部位は、多くの筋肉や腱が存在し、非常に複雑な構造になっています。

四十代、五十代になってくると、この肩関節やその周辺の筋肉や腱に何らかの原因で炎症を起こす人が増えてきます。この「肩関節周囲炎」の場合も、肩こりに似た症状を伴います。しかし、肩こりとは別の病気ですから、この場合にも、肩こりに対する治療を施しても、症状は改善しません。

肩こりが起こる原因とは?

「肩こり」は非常によく聞く名称ですが、この「肩こり」は、医学的には正式な病名ではありません。この「肩こり」は、病気の時に現れる肉体や精神の異常を意味する「症候名」に該当します。ことろで、この「肩こり」は、いったいどんな原因で引き起こされるのでしょうか?

「肩こり」の一般的な原因

「肩こり」の原因には、様々な説がありますが、その中で最も一般的な説が疲労物質の蓄積によるというものです。これは、例えば、不自然な姿勢を長時間維持した場合に、肩の筋肉の持続的な緊張により、肩の筋肉の血液の循環が悪くなります。

肩の血液の循環が悪くなると、酸素やビタミンなどの栄養物質が筋肉の末端まで届きません。また、老廃物の排出も滞り、老廃物が乳酸に変化して、この乳酸が疲労物質として筋肉内に蓄積していきます。その結果、「肩が凝る」という症状が発生します。

疲労物質の乳酸が発生する仕組み

 肩が凝る原因として一番ポピュラーだと考えられているのが、疲労物質である「乳酸」の蓄積です。そこで、この乳酸が発生する仕組みについて、ここで考えてみます。

さて、筋肉を動かすにはエネルギーが必要です。このエネルギーは、筋肉内で、食べ物などから摂取したブドウ糖を、酵素とビタミンなどで分解し、その際に出る熱を利用します。簡単に言うと、ブドウ糖を、筋肉内で燃やして、エネルギーを取り出しているといってよいでしょう。

この際、完全燃焼しきれなかった燃えカス(分解しきれなかったブドウ糖)がでます。このブドウ糖は、血液循環が滞っていなければ、筋肉外に排出されます。しかし、血液循環が滞っていると、筋肉内に残ります。

この筋肉内に残ったブドウ糖は、化学変化を起こして乳酸(疲労物質)に変わります。そして、この乳酸が筋肉内に蓄積していくと、徐々に「肩が凝る」といった症状が発症するようになります。

内臓疾患などが原因の場合もある

なお、「肩こり」の原因が、内臓疾患や腫瘍の関連痛である場合もあります。
例えば、

  • 腎臓病
  • 胆石
  • 脾臓疾患

などの内臓疾患の場合、その痛みは、肩や首に現れます。同様に、これらの内臓に腫瘍が発生した場合にも、肩や首に痛みが発生します。このような原因の「肩こり」は、放置すると非常に危険ですから、正確な診断と早期の治療が必要不可欠になります。

肩こりってどんな症状?

「肩こり」という病名はよく聞きます。長時間不自然な姿勢を続けたり、精神的なストレスなどにより、この症状は発生します。軽い肩こりであれば、ストレッチなどですぐに回復するのですが、長時間放置して悪化させると、医師による治療が必要になることもあります。

肩こりとは

一般的には、「肩こり」とは、肩や首、背中の一部(肩甲骨の間)等が、

  • こわばった感じ
  • 圧迫感
  • 重苦しさ
  • 痛み


などの症状の総称のことをいいます。「肩こり」とは、非常によく使われる名称ですが、正式な病名ではありません。

肩こりの発生部位は広い

「肩こり」というと、肩のみに発生する症状のように思われがちですが、実際には、肩を含む、首の付け根から背中にかかる部分に発生する症状を、まとめて「肩こり」といい、特に肩に限定されているわけではありません。

なお、「肩こり」が悪化すると、頭痛、めまい、吐き気などの様々な症状が連鎖的に引き起こされ、その症状は、さらに、人体におけるより広い範囲に拡大していきます。

「肩こり」の症状の段階

軽い「肩こり」は、僧帽筋(肩を含む背中から首にかかる筋肉)の局地的な圧痛や凝りから始まります。症状が悪化すると、圧痛や凝りの発生個所が拡大します。さて、圧痛や凝りにより、筋肉の持続的緊張が継続すると、圧痛や凝りが、肩や首の筋肉のより深部で発生するようになります。

この段階になると、「肩の芯から凝った」感じになり、重苦しさが増し、病気と感じられるようになります。この段階では、「肩に鉄板が入っている感じ」「肩に何か乗っているような感じ」などのように表現されます。

さらに、この状態でも治療がなされず症状が悪化すると、症状の発生する部位は、通常の「肩こり」で表現される部位を超え、顔面や上肢(腕)に及ぶようになります。

肩こりの原因

肩こりの原因としては、不自然な姿勢を長時間続けることにより、肩や首の筋肉の緊張が持続し、その結果、肩や首などの血流が悪くなり、ビタミンなどの必要な物質の補給が滞る一方、乳酸菌などの疲労物質が蓄積します。その結果、筋肉がこわばって、肩が凝るという症状が発生することが上げられます。

なお、ほとんどの肩こりは、疲労物質の蓄積により起こるため、適切な治療と安静により回復します。しかし、肩こりには、内臓疾患や腫瘍の関連痛の場合があります。このような原因の肩こりの場合には、放置しておくと非常に危険な肩こりということができます。